成逸まちづくり推進委員会


・・・成逸まちづくり推進委員会の活動を随時報告します・・・
 健康で明るく住みよいまちづくりの推進を目指す成逸住民福祉協議会のもと、成逸学区に住み、働き、訪れる、誰にとっても「ここちよいまち」を維持、発展させることを目的に、平成19年4月1日、成逸住民福祉協議会の特別委員会として「成逸まちづくり推進委員会」が発足しました。立命館大学産業社会学部の地域福祉活動について研究する石本ゼミの石本幸良先生やゼミの学生諸君にもお手伝い頂いています。成逸学区内で起きている、また、発生が予想されるさまざまな住まいやまちを取り巻く問題点などについて検討を進めます
  現在、マンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの方々の町内会加入促進の問題について、当委員会は発足時から継続的・精力的に取り組んでおり、平成19年10月に策定した「せいいつ方式」の運用も順調に始まり、早くも21年度なってかなりの成果が出始めています。また、22年度からは上京区役所の後援・協力も頂いております。
 また懸案でありました大災害時の危機管理マニュアルの策定についても石本先生や関西学院大学で都市防災について研究されている室崎益輝先生に協力・指導していただき、平成21年3月に完成しました。新聞数紙にも取り上げられ非常に高い評価を頂き、多くの公的機関からの問い合せがあります。このマニュアルも出来たばかりでまだまだ修正の余地があると思われますので、防災訓練等を通してより実際の場合に役立つように進化させて行きたいと思っています。
 
詳細については下記の成逸まちづくり推進委員会ニュースをご参照下さい。

行事予定 ■誰にとっても「ここちよいまち」を目指して行事を企画しています。
・住まい交流会を1年に2〜3回開催しています。
委員会ニュース! ・平成22年9月17日の、読売新聞関東版、くらしと生活欄の「賃貸のご近所さん」にせいいつまちづくり委員会が立命館大学の石本ゼミに協力を頂きながら取り組んでいる、ワンルーム等集合住宅にお住まいの方々の町内会加入の促進や地域の旧住民との交流についての活動が紹介されました。
 ・読売新聞関東版「賃貸のご近所さん」(PDF)
・平成22年5月、町内会未加入マンション居住者用の町内会加入促進パンフレットを立命館大学石本ゼミの協力で完成しました。下記の委員会ニュース6号で掲載しています。
・堀川通に面する既存の世帯型マンション(49戸、町内会未加入)において、有志の20世帯ほどがマンション内独自で町内会を結成し、22年度より町内会に加入したいとの旨の申し出がありました。また、22年3月に完成予定のワンルームマンション(22戸)も準会員として町内会加入の了解を得ています。
・平成21年度は学区内に新たなワンルームマンションが2棟建設されましたが、2棟ともにせいいつ方式の趣旨にご賛同頂き、計40世帯が準会員として町内会に加入されました。
・平成21年3月、「大災害時避難所運営マニュアル」策定。
・平成20年6月19日、京都府の開庁記念日記念式典において当委員会が地域活性化に貢献したとして、「地域力再生功労者団体」京都府知事表彰を受賞しました。当委員会は経成19年4月に発足したばかりで、まだこれといった成果は出ていませんが、活動目的の趣旨が認められ期待されているものと思っています。しっかりとした活動ができるよう気を引き締めて行きたいと思います。

・平成19年10月、「せいいつ方式」策定。


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  成逸まちづくり委員会ニュース 8号  (平成23年11月、防災訓練とアンケート調査報告)

  成逸まちづくり委員会ニュース 7号 (平成22年10月、防災訓練とアンケート調査報告、交流会のお知らせ)

  成逸まちづくり委員会ニュース 6号 (平成22年5月、マンション居住者用町内会加入促進パンフレット)

  成逸まちづくり委員会ニュース 5号 (平成21年3月、大災害時避難所運営マニュアル策定、抜粋掲載)

  成逸まちづくり委員会ニュース 4号 (平成21年2月、地域のつながりを考えるアンケート調査報告)

  成逸まちづくり委員会ニュース 3号  (平成20年11月、夜間防災訓練)

  成逸まちづくり委員会ニュース 2号  (平成20年2月、町内会のことを考える)

  成逸方式について (平成19年10月、マンション居住者の町内会加入促進に向けて)

  成逸まちづくり委員会ニュース 1号  (平成19年5月、成逸まちづくり委員会の発足)

  成逸まちづくり推進委員会会則 (平成19年4月1日施行

 『防災のまちづくり 成逸』 石本幸良先生 講演会開催

 平成24年2月28日、防災講演会を開催しました。成逸学区におきましては平成20年に大災害時の避難所運営マニュアルを作成し、それを実践する形で防災訓練を実施、また、アンケートを取る等、地域防災力の向上に取り組んでいますが、昨年来の東北の大震災や台風による大災害が想定外の規模で発生しており、成逸の避難所マニュアルに付きましても見直し等、より進化させることが求められています。今回の講演会ではマニュアル作成に多大のお力添えを頂きました石本幸良先生(まちづくりアドバイザー、地域計画建築研究所アルパック)に防災訓練の検証、アンケート調査の報告等を交えてご講演いただきました。成逸の先進的な取り組みについてあらためて地域住民の方々にお話いただき常日頃の備え、心構えが如何に大切かを学びました。参加者55名。


 第8回せいいつ住まい交流会開催!
 
  平成23年12月4日、8回目の住まい交流会を開催しました。成逸学区も他学区と同じように近年ワンルーム等の共同住宅が増え、町内会に加入されないことが問題になっています。この企画・取組みによってマンションなど共同住宅にお住まいの方々に、交流を通して成逸のまちに関心を持ってもらい町内会加入へのきっかけになればと思っています。
 今回は特に24年度4月から町内会に加入される「グレイスロワ鞍馬口」に入居の方々に参加の呼びかけをしましたが、残念ながら参加者がありませんでした。また、町内会未加入のマンションからの参加者は数名ありました。地域からの参加が30名程で、若い年齢層や家族での参加もあり心強く思いました。
 当日は、少年補導の餅つき大会とも同時開催で餅つきを体験した後で成逸会館で住民福祉協議会の説明や活動の紹介、その後ささやかながら軽食を頂きながらの交流と和気あいあいと楽しみました。
初年補導のもちつき大会とコラボしました・・・多数の家族連れで賑わいました。
小森会長の開会の挨拶とまちづくりアドバイザーの石本先生の趣旨説明。
恒例になっている関大亭一八君の落語と「ケメコハウス」の澤田さんのフォークソング・・・
飛び入りでハーモニカの演奏をされるかたがあったりしてみんなで懇親を深めました。

 第7回せいいつ住まい交流会開催!

 平成22年12月5日、第7回の住まい交流会を開催しました。成逸方式によりマンションに居住する世帯の町内会加入促進と、地域に古くからお住まいの方々との交流を目的とした取り組みです。今年度で立命館大学の石本ゼミが終了するということで、今回でゼミとしての企画・協力は最後となります。今後も交流会は続けますが、今回はゼミ最後そして上京区役所の後援も頂いているということでちょっとがんばった取り組みをしてみました。
 以前に「クラシックギターの夕べ」というコンサートを企画して大好評を受けたプロギタリストの溝淵仁啓氏をお招きしてすばらしいギターの音色を楽しみ、その後恒例の関大亭一八君の落語、懇親会と交流を深めました。参加者55名。
マンション居住者の町内会加入促進は難しい取り組みです。少しでも大勢の方に参加してほしいのですが・・・
住協役員によるせいいつ方式の趣旨説明とゼミ生によるせいいつのまち紹介。
すばらしい音色、クラシックギター 年配の私共にもなじみの深い曲で感動しました。
恒例の落語は"時うどん″これも皆さんおなじみで大笑いでした。
 ゼミ生によるせいいつクイズ。正解者には記念品ということで皆さんがんばりました。ちょっと問題が簡単すぎたみたいで・・・
 この後、成逸会館で懇親会、いつものように交流を深めました。ただ石本先生が体調を崩され参加できなかったのが残念な思いでいっぱいです。


 第6回せいいつ住まい交流会開催!

 平成22年6月19日、第6回目の住まい交流会を開催しました。今回も就職活動で忙しい中を立命館大学の石本ゼミの学生諸君が企画してくれました。
 今回は成逸方式によって最近町内会に準会員として加入されたワンルームマンションにお住まいの方々を対象に、スポーツを通しての交流や成逸夏祭りのお化け屋敷の実行委員の呼びかけをしました。
 主な対象者がワンルームの学生ということで人集めに大変苦労しましたが大谷大学や同志社大学の学生数名が参加してくれました。まず、北総合校の体育館でソフトバレーボールを試合形式で楽しみ、その後成逸会館で夏祭りのお化け屋敷をいっしょに企画しましょうとワークショップで意見を出し合いました。ソフトバレーでは地域のチームも参加しました。
 8月7日の成逸ふれあい祭りでのお化け屋敷がどんな楽しい企画になるか今から楽しみです。
参加者を前に小森会長の開会の挨拶と立命の石本ゼミの学生のスケジュール説明
学生2チーム地域のソフトバレークラブ1チームの
計3チームで試合開始!
成逸ふれあい夏祭りのお化け屋敷の企画相談
学生10名ほどが2班に分かれてワークショップでお化け屋敷の企画


 第5回せいいつ住まい交流会開催!

 平成22年5月30日、第5回目の住まい交流会を開催しました。今回も就職活動で忙しい中を立命館大学の石本ゼミの学生諸君が企画してくれました。
 今回は、最近町内会に加入された、或いは加入される予定のマンションの方々と
古くから地域にお住まいの方々との交流を目的に成逸ならではのちょっと趣向を凝らした企画をしました。
 まずは、成逸会館の向かいの興聖寺に行き、和尚さんの協力で座禅の修行(体験)をしました。座禅の仕方や、心得を教えていただき、その後30分程の座禅を本堂で行いました。何も考えないことの難しさをあらためて気づかされました。
 その後、成逸会館に戻り、恒例の関大亭一八君の落語や"せいいつまち歩き風景”の紹介で交流を深めました。
成逸会館の前で集合、小森会長の開会の挨拶 興聖寺の手入れされたすばらしいお庭
座禅場に入る前に和尚さんに心得を教えて頂きました。
小さなお子さんも凜とした雰囲気に静かに賢くしていました。
座禅修行をされた方の記念写真
(画像をクリックすると大きくなります)
いつも笑わせてくれる関大亭一八君の落語
今日は"鴻池の犬”を聞かしてくれました。
“せいいつまち歩き風景”の紹介


 第4回せいいつ住まい交流会開催!
 
  平成21年12月6日、4回目の住まい交流会を開催しました。毎回立命館大学の石本ゼミの学生諸君が企画しています。
 成逸学区も他学区と同じように近年ワンルーム等の共同住宅が増え、町内会に加入されないことが問題になっています。この企画・取組みによってマンションなど共同住宅にお住まいの方々に、交流を通して成逸のまちに関心を持ってもらい町内会加入へのきっかけになればと思っています。
 今回は学生諸君が集合住宅の一軒づつ400軒に案内状をポスティングするなど頑張ってくれました。町内会未加入のマンションからの参加者は10名程でしたが、回を追うごとに少しづつ増えてきています。若い年齢層や家族での参加もあり心強く思いました。
 当日は、少年補導の餅つき大会とも同時開催で餅つきを体験した後で成逸会館でせいいつまち歩き風景の紹介、その後ささやかながら軽食を頂きながらの交流と和気あいあいと楽しみました。
 この交流会の時、堀川通に面するマンションにお住まいの方々の参加があり、22年度をめどに20世帯ほどがそのマンション独自の町内を結成して町内会に加入したいとの申し出がありました。まちづくり委員会が発足してまだ2年ですが、徐々に取組みの成果が出てきていると思います。
今回の交流会は少年補導の餅つき大会とコラボ。冷えた体をまずは温かいおぜんざいで・・・
立命館石本ゼミの学生による開会挨拶、そのあと“せいいつまち歩き風景”の紹介
体育祭の西陣地域ならではの競技「帯まきと糸繰」の模範演技、
そして関大亭一八君の落語「禁酒関所」で大いに笑いました・・・
“ケメコハウス”の澤田さんによるなつかしのフォークソング、参加者もいっしょにも楽しみました。
よく頑張ってくれた立命館大学石本ゼミの学生諸君と
感激して涙する澤田さん・・
世話役みんなで笑顔で集合写真


 第3回せいいつ住まい交流会開催!

 平静21年6月28日、3回目の住まい交流会を開催しました。毎回立命館大学の石本ゼミの学生諸君が企画しています。
 マンションなど共同住宅にお住まいの方々に、古くからお住まいの住民と交流を通して成逸のまちに関心を持ってもらい町内会加入へのきっかけになればと思っています。
 町内会未加入のマンションからの参加者は5名と少なくもう少し大勢の方々にもというところですが、若い年齢層や家族での参加もあり心強く思いました。北総合校体育館でのピンポンの試合の後、視聴覚室でせいいつまち歩き風景の紹介、その後軽食を頂きながらの交流と和気あいあいと楽しみました。
企画してくれた立命館大学の学生の開会の挨拶 ピンポンで楽しく交流、おかあさんと子どもも楽しそう
せいいつまち歩き風景の紹介 賞品と賞状をもらい嬉しそうなピンポン大会優勝ペアー
みんなで軽食を取りながらの交流 女性会にもチラシ寿司やお吸い物を作ってもらいました


 成逸の避難所運営マニュアル策定が京都新聞に掲載される!

 平成21年4月12日の京都新聞朝刊社会面で、「自主防災会」及び「まちづくり推進委員会」が策定した大災害時の避難所運営マニュアルが大きく取り上げられました。
 大災害時の避難所の運営は基本的には区役所が主導しますが、長期化する場合は住民の自主的な運営が求められます。まちづくり委員会ニュース5号で内容の抜粋を掲載していますが、マニュアルは避難所のスムーズな運営に不可欠と考え、関西学院大で都市防災を研究されている室崎益輝先生や立命館大学で地域ボランティアにいて研究されている石本幸良先生の助言、ご指導を頂き、また、上京区役所や消防署、北総合校にも相談しながら策定しました。今後も研究を重ね内容を充実したく思っています。



 第2回せいいつ住まい交流会開催!

 平成20年12月14日、町内会に入っている人も入ってない人も、地域のみんなで落語やフォークソングを聞きながら、そして軽い食事をしながら会話を楽しむ。そんなささやかなパーティを開催しました。この交流会をきっかけにご近所の皆さんが顔見知りになることによって、「笑顔で挨拶ができるまち」、「みんなが安心して暮らせるまち」、「いざというときに助け合えるまち」を目指します。
 参加者の自己紹介のあと、まずは関大亭一八君の落語、NHK朝のテレビドラマで有名になった“ちりとてちん”を聞きました。アマチュアとはいえ落語歴30年以上のベテランだけあってプロ顔負けの話芸で大いに笑わせてくれました。そのあと軽食をまじえながら“ケメコはうす”の澤田好弘さんのフォークソングを聞きました。澤田さんといえば40〜50歳代にはケメコの歌等でなつかしの方で、思い出に浸りながらもみんなで盛り上がりました。

 第1回せいいつ住まい交流会開催!
 
 マンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの方々に何とか町内会に加入して頂きたいとの思いで、6月28日の第1回目の交流会を開催しました。難しい企画で参加者は少なかったですが、将来はどこの地域でも取り組まなければならない重要な課題だと思っています。その時の様子が下記のように京都新聞に掲載されました。

 
 平成20年6月29日付、京都新聞
               まち巡り、交流へ一歩
         上京・成逸学区 ワンルーム住民を案内


 増えるワンルームマンション住民とのまちづくりを進める京都市上京区の成逸学区で28日、地元住民がマンション住民に呼び掛けて初の交流会が開かれた。参加したマンション住民はまち歩きで区内の文化や住民との触れ合いを深めた。

 同学区は、立命館大の石本幸良講師やゼミ生と協力し、昨秋、新築マンション向けに町内会活動へ参加を促す独自ルールを創設。今回、マンション住民が学区や近所付き合いにどんな印象を持っているのか、意見交換しようと初めて試みた。
 マンションや近隣の大学に告知ポスターを張ったが、参加者は2人。それでも地元住民らの案内で社寺を巡って伝説や昔話を興味深そうに聞き、路地に漏れる機織りの音に耳を傾けていた。
 大谷大2年の佐藤沙織さんは「知らないことばかりで、どんな地域に自分が暮らしているのか分かった気がした」との感想。成逸まちづくり推進委員会の川田雄司副委員長は「マンション住民に声掛けするすべがなく、難しい企画だった。一歩ずつ取り組みたい」と話した。

 石垣に刻まされた家紋など成逸学区の歴史文化に触れるマンション住民ら(京都市上京区)

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